精神、身体、なんであれハンデを負ったときにまず考えるべきは障害年金の申請です。
そして、障害年金の申請には社労士に頼ることが推薦されることも多いです。
しかし私はそれは勧めません。
何故なら、社労士は負担を一部肩代わりしてくれるだけだから。
大変な物のうち一つは病歴を過去から書いていくことですが、これをうまく書いてくれるだけだと年金事務所の方からぶっちゃけて言われました。
何より大事な診断書や初診を決める書類は自分でなんとかするしかありません。
これにあと少しの書類を出すためにみんな社労士に着手金に何万円も、成功報酬に何ヶ月分も払っているのです。
買っているのは安心感でしょうか?確かに大事な買い物かもしれません。
しかし私が依頼した社労士はろくでもないところがほとんどでした。
私がまずどうすればいい分からず、依頼したところは着手金3万円プラス成功報酬2ヶ月分と高額でしたが、依頼しました。
最初は親身になってくださり、大丈夫だと思いました。
しかし受給の確率が少しでも低いと見ると、途端に態度が急変しました。
「質問しているのはこちらです、○時までに決めてください」
「医師と相談してさっさと必要な書類を貰ってください」
結局、着手金3万円を持ち逃げされる形で終わってしまいました。
次に頼ったというか、無料相談したところも大概でした。
障害時の年金を選ぶ項目に無支払い(小学生だったため)がなく、やむを得ず厚生年金を選びました。
すると、こんな返事が。
「その年齢で厚生年金ということは、小学生の頃から会社員だったとのことでよろしいのでしょうか?」
笑えないジョークでした。
主治医は社労士の先生に…まあ僕は先生と呼びたくないけど、と言っていたのが印象的でした。
ではどうすればいいか
主治医にこう言われました。
「うちの病院は皆自分で申請して、それで貰ってますよ」
そこでまず近所の年金事務所に予約を取り、相談しました。
そこでは1時間もかけて必要な書類や書き方などを無料で教えてくださりました。
社労士抜きで大丈夫なのか半信半疑でしたが、大丈夫と励ましまで頂きました。
そして年金事務所のアドバイス通りに書類を集め、記述し、提出。
ここまで、一部社労士がしてくれることでしたが、無事成し遂げました。
無論社労士が提出すれば確率が上がる訳ではありません。
誰が提出するかは関係なく、必要な書類を集められるかです。
この過程を社労士に頼って短縮することと、自力で提出すること、どちらが良いかは人にもよるのかもしれません。
足や指を動かすのが苦痛で、家族にも頼れないなら社労士に頼るのも手かもしれません。
ただ、一つだけ確かなのは自分で年金事務所まで行ける人なら自分で出した方が貰えるのは早いということです。
なにせ社労士は2ヶ月分の報酬を貰うことが多いので、受給は2ヶ月遅れます。
私のように社労士に頼ったことで提出が遅れるケースがどれほどあるかは分かりませんが、年金事務所は非常に親身になって的確なアドバイスをくれるため、社労士は必須ではないと思いました。